strengthsフィデアの強み

01 地域経済を支える
事業者支援

事業者支援とは、お客さまが抱えるさまざまな経営課題に対して、銀行が経営パートナーとして手厚くサポートする取り組みです。近年、企業を取り巻く課題は複雑化しており、営業店だけでは対応が難しいケースも増えています。そこで当行では、経営課題の解決に直結する専門スキルを持った人材を配置し、1社ごとにきめ細かくサポート。フィデアグループのシナジーを活かし、高品質なソリューションを提供しています。

深刻化する人材不足。
隠れた原因を突き止め解決へ導く。

法人営業部

幸坂 彰人

Akihito Kosaka

CAREER STEP

掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。

  • 1999年

    入行。六郷支店に配属となり、
    営業課2線や融資課の個人ローンを担当
    銀行業務の基礎を幅広く学ぶ
  • 2002年

    昭和支店に異動し、渉外課として従事
    個人・法人渉外業務の経験を重ねる
  • 2006年

    牛島支店に異動し、渉外課で支店長代理として勤務
    営業現場での経験を積み重ね、管理職の立場も経験
  • 2011年

    秋田南支店へ移動し、
    エリアサポートチーム(AST)に所属
    営業店を支援する業務に携わる
  • 2012年

    営業店サポート部へ異動し、本部渉外やASTを担当
    営業店での経験を活かし、引き続き営業店の支援を行う
  • 2014年

    土崎支店へ異動し、主にASTとして従事
    組織体制の変化に合わせて複数の支店でエリア支援業務を担当
  • 2016年

    新国道支店へ異動し、副支店長に就任
    管理職としてチームマネジメントにも注力
  • 2019年

    秋田北支店に異動し、支店長として勤務
    事業性貸出のシェア拡大に注力し、
    競合行との差別化を図る取り組みを進める
  • 2021年

    仁賀保支店に異動し、支店長として勤務
    サテライト店への移行にも携わる
  • 2025年

    コンサルティング推進部に異動し、部長に就任
    エリアサポートチーム統括者として従事し、現在に至る
Strengths & Strategies

営業店と連携し企業を支える
ASTの取り組み

私は現在、コンサルティング推進部に所属しており、銀行本部の渉外部隊「エリアサポートチーム(以下AST)」の統括を担っています。ASTは、営業店と連携して事業支援を行うことを目的としており、主な業務は、営業店が担当する企業案件の発掘や経営課題の解決、経営者との関係構築のサポートです。具体的には、企業経営者と直接面会し、設備投資や補助金活用、節税対策などの相談に応じ、必要に応じて融資や経営コンサルティングを提案しています。

事業支援と一言で言ってもお客さまの経営課題は多岐にわたるため、非常に幅広く深い知識が必要とされます。また、営業店と一体となって動くことで、単なる金融サービスの提供ではなく、さらに一歩・二歩と踏み込んだ質の高い支援を行うことを目指しています。

人材確保の相談から
職場環境の課題に辿り着く

近年、多くの企業で人材の確保や定着が大きな課題になっています。私が携わったあるお客さまの事例でも、新卒採用が難しいだけでなく、職員の離職率も高いという問題を抱えていました。当初は人材紹介会社への取り次ぎなども考えましたが、何度か経営者の方と面談し、対話をさせていただく中で、根本的な課題は職場環境にあることに気づきました。

特に、近年の気候変動による熱中症への対策が他社に比べ十分でないことが大きな課題であると感じました。そこで、専門コンサルティングチームと連携し、設備投資減税制度を活用した改善策を提案。お客さまにも納得していただき、実現に向けて一緒に動くことができました。結果としてその企業の採用活動は以前より前向きにアピールできるようになり、職場環境の改善も実現しました。

地道なコミュニケーションが
潜在的なニーズを掴む

この事例では、決算書などの数字からは読み取れない定性的な課題を見極めるべく、何度も足を運び、会話を重ねながら検証・提案しました。時には「余計なお世話だ」と言われることを承知で、さまざまなことを問いかけた場面もありましたが、その過程でお客さまの本当の悩みを深掘りでき、他行では対応できなかった提案につなげることができました。

この事例からも言えるように、事業者支援は表面的な解決策だけでは不十分で、企業の本質的な課題を見極めることが大切です。私は訪問前に、知りうる情報を把握・収集し、仮説を立てて訪問することを心がけています。経営者の課題を当てに行くのではなく、会話を通して潜在的なニーズの糸口を掴み、次回の訪問に向けた宿題をいただくようなイメージです。もちろん時間はかかるかもしれませんが、地道な取り組みがお客さまとの信頼関係の基盤になります。

地域の発展を見据えた
事業支援のあり方を追求していく

フィデアグループでは事業性評価活動を軸にコンサルティング活動を展開していますが、ただ一生懸命に説得すれば承諾をいただける、良い商品を持っていけば取引してもらえる──今はもうそんな時代ではありません。求められているのは「モノ売り」ではなく「コト売り」、つまり商品そのものではなく、お客さまが本当に必要としている解決策を提示することです。

私は、お客さまの「悩み」が「課題」として顕在化する前に提案できる風土を築くことが重要だと思っています。まずは経営者の「困った」探しから、夢、課題、憧れ、不安などを共有し、少しでも地元企業の課題解決に繋げていく。こうした取り組みを積み重ねることが、地域の企業を元気にし、ひいては地域全体の発展につながると信じています。

CASE STUDY

「人材不足」に一歩踏み込む課題解決提案

地元企業からの「人材が集まらない、定着しない」という相談に対し、当初は採用支援を検討していたものの、訪問を重ねていくと、実際には同業者と比べて気候対策などが不十分であり、職場環境の改善が根本的な課題であることが判明。設備投資という形で減税制度を活用した環境改善を提案することで、お客さまの負担を軽減しつつ人材確保の基盤づくりにも貢献しました。